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女将の日記

2019年10月21日

旅の手帳

  • グループのお客様が旅の手帳をご所望です。ただ、一気にこんなに大勢の旅の手帳を頼まれたのは初めてです。13枚・・・・。悩むんですよね。少しでも素敵にお届けしたいです。後から思い出してもらえるきっかけの、思い出の一ページになるかもしれないのですから・・・思い出していただくとき、石苔亭いしだで過ごした時間と空間を思い出してもらいたいと思うのです。優しさや、季節感のある風やにおい、色、そこに添えられるスタッフの笑顔。
  • だから、私は旅の手帳を頼まれるとついつい本気で悩んでしまいます。1ページで、そんな私の願いを伝えることのできる仕上がりを求めてしまいます。同時に、センスが物をいうと、自分で自分にこだわってしまうような・・・。実際、素人の無知なところでこだわってみても自己満足でしかないんですけどね。それに、余裕も時間も限られていて、今はまだこの季節をイメージする絵がこれしかないんです。仕方がないから、言葉を選んでみました。
  • なんとなくかっこが付くようにかけてきたかな・・・。でも次に悩んだのは、お名前を書く位置と印を押す位置です。これは本当に難しい・・・そもそも「決まり」や「ルール」もあるんではないでしょうか?それすら私は未だに知らないままです。ただ、赤の印が入ると、それっぽくなってちょっとかっこがよくなるように感じるのですよね。でも、やっぱり斜めになってしまう。性格が出ますね。(゜_゜) 3つ押してみたけど、なんかくどいかな~。 昼神温泉の印を押したいけど、名前も押したいな~、でも、バランスが割るkなる気がするな~、そんなことを一枚一枚悩みながら、試しながら押していき、不完全なまま完成です。
  • こんな風に答えの出ない答えを考えながら、納得できる落としどころがないまま仕上げてゆく感じ、提供してゆく感じ、日頃の接客の仕事と同じですね。絶対に満足しないんです。どこまでもどこまでも、「もっといいものがあるんじゃないだろうか」 相手のために、どこまでも考えてあげることができてしまう。
  • 自分は決してその人にはなれないのだから、相手の気持ちを考えたって100%は絶対にわからないですものね。それでも、どこかで自分で決めなければならないです。そこに納得をして、次へ切り替えなければ先へは進めません。自分の感性やセンスを鍛えてゆく瞬間です。
  • なんていろいろと書きましたが、頑張った自分を誰かに共感してほしいのと、そのセンスを自分が納得できているぐらいのものかどうかを確かめたいのと、もっと素敵にするための意見がほしいのと、などなどいろんな思惑があっての言い訳を書かせていただきました。私自身は、たぶん、「紙」とか「絵」とか「字」が好きなんだと思います。そこから表現できる。表現したもので、相手が何かを感じて考えてくれるきっかけを作れる。いろんな「伝える」という力を持っているものですよね