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女将の日記

2020年01月22日

阿智第3小学校の子供達と昼神温泉

  • 本日無事命名式が行われました。赤い湯家守様のおなまえは、阿智第3小学校のお友達から募集させていただき、その中から選ばしていただきました。 お名前 「ヤークー」様です。
  • 名前を選ぶに当たり社内でもスタッフの意見を聞きましたが、私にはなかなか決められずに悩んでいたところ、ベストなタイミングで毎年恒例のご挨拶の機会があり、先日19日(日)、写真の方に選んでいただきました。
  • この取組にも「いい取り組みだ。こういうのは僕は好きなんだよ。」「厄を食うのと最後に焼く、からわかりやすくていいじゃないか」としゃれっ気を交えて、励ましの言葉をおっしゃっていただきました。子供への記念と地域へのエールにと、サインも書いてくださいました。
  • 提案が湧いたときは勢いだけでしたが、湯家守様の実体が具体化されたときは、ドキドキ、ひやひやでした。10年以上が経ち、2000体雛飾りの時期が来るたびに新しくお客様を楽しませられる何かをしたいと思いつつ、なかなか実行できずにおりました。が、今年はいろいろと、大変な思いをしてでも動いてみようと思えるだけの状況が、私の重い腰を上げました。
  • この赤い湯家守様と2000体雛飾りの能舞台は、皆様から受け入れてもらえるだろうか。世間に明るい話題を届けたいよいう私や企画者の思いと、必ずしも一致するとは限りません。けれど、今回きちんと形にしたかったのは、子供達への感謝と未来への希望、夢です。4年前、昼神温泉が取り組んでいる「昼神の御湯」という行事に初めて地域の子供さんが参加してくださいました。それから6年生になった今年も続けてくださっています。
  • 昼神温泉で活動をしていた私たちに、この事がどれほど心強く、勇気を頂けたことか、その時の感動と感謝を私は忘れません。この子供たちに、これからにつながるだろう「特別な経験」をプレゼントしてあげたかった。 写真の方は、各宿に鎮座されている湯家守様とヤークーさまを制作してくださった「横前造園デザイン事務所(飯田市坐光寺)」の親方です。藁を使い制作の様子のお話や映像をご紹介できました。
  • そのヤークーさまに今回塗装をお願いしてみました。その時、快くご協力してくださったのは、「水晶自動車板金(飯田市久米)」の皆様です。息子さんにお越しいただき、今回のお話を頂きました。(写真がぼやけていてすみません)バックのスクリーンにはそれぞれの様子を紹介させていただきました。
  • このスクリーンのデーターを作成してくださったり、制作デザインをしてくださった皆様も、自分が得意とされるところで快くご協力をしてくださいました。なんと、夜の宴で長いお付き合いをしてくださっている「うみたこ」さんなんです。そしてもちろん、デザインは元社長であり主人でもあり、紫宸殿の宴の演者でもあり、2000体雛飾りや栗矢の無礼講、湯屋守様の生みの親である逸見尚希です。時間もない中、一気にいろいろと加えて今日の日を迎えられたのも、そんな皆さんのご協力があったからです。
  • 「気持ち」や「思い」の共感で動く仲間は仕事が早い。そして自分で答え探し出してきます。いついつまでに・・・といえば、そこまでに、こちらが思っていた以上のアイデアを組み込んでほぼ80%仕上げてきます。最後を全体のバランスを見ながらの調整をします。自分の中で仕上げるまで、自分のできる中で最善を尽くしてきます。これは、大事です。それぞれが自分の足で立ち、役割と責任を持つのです。
  • (私も動いていたので写真が最初しか取れず残念です)そして何より子供達にとってこの今日の体験が将来どんな風に記憶としてよみがえってくれるかと思うと、楽しみですよね。ここから感じ取ってもらいたいこと、伝えたいこと、沢山あります。でもそんな説教じみた事以外でも、感動体験は必要なタイミングで必要な時に気づかせてくれるます。来年以降、この取組が続いたとしたら、今12歳の子供たちが20歳になる頃には8年の歴史があり、湯屋守様と合わせれば、20年以上の歴史がある行事となります。その初代ヤークーさまに関わったのは、私達よ!と思ってもらえたら・・・ちょっと素敵。歴史は自分自身が作り上げているのです。「自分の育ったところはこんなところよ」と言える大人になってほしい。育った街への誇りにつながってくれたらうれしいです。
     
  • 子供さんたちがこれから関わる方々と御縁が深まれば、昼神温泉へお客様を連れてきてくれますね。もしかしたら働いてくれる方が現れ、次の世代へつないでくれる方になるかもしれません。そう思ってもらえるように昼神温泉がもっともっと元気に活躍してゆけるよう、これからも多くの皆様に応援していただき、それに応えてゆけるよう、現在の私たちも頑張っています。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

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