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女将の日記

2017年12月03日

湯屋守様 回想

  • 湯屋守様が昼神温泉に姿を表したのは、11年前。石苔亭いしだのメンバーには、知っていてほしい。何しろこの活動を提案したのは当時の石苔亭いしだだったのですから・・・11年前、まだ主人が石苔亭いしだにいたころです。春の早座祭り(サクラまつり)から始まりました。昼神温泉の四季の彩り、田舎の魅力を発掘しようとできあがた物です。
  • 主人が絵をかきながら、当社の庭をお願いしている横前造園の親方にご尽力していただき出来上がったのです。絵に描いた通りのものが出来上がったときは本当に驚きました。今回ご紹介に上がっておりませが、紫宸殿の宴で上演させていただいている「うつ神楽」も同時に実現に向けて動いておりました。
  • 実はこれらすべて「宮崎監督」との出会いがきっかけで出来上がってきたものです。いろんな説は言われているものの「千と千尋の神隠し」の舞台となった場所として、南信濃村に古くから伝わる「霜月祭り」というものだったと確認しました。そのため、八百万の神様やお湯というキーワードが共通しており、湯屋守様の設定が完成しました。
  • フィナーレは、昇神祭のため各施設から集まった湯屋守様を朝市が行われている会場(お祭り広場)に集めます。いろんな表情の湯屋守様が集まり、なんだか本当に神様の存在を身近に感じるようです。神主様による神送りの儀=昇神祭が執り行われ、清内路で行われる花火も加わり盛大に火による演出がしばらく続きます。湯屋守様が燃え盛る様は本当に見事でした。神様が実際に見えた!とおっしゃられるお客様もいらっしゃっいました。
  • 最後に残る炭は、ご利益があるものとしてみんなで体中に塗りあいます。みんな笑顔です。祭りとは、こうして土地に根付いてゆくのかもしれない・・・そう思える経験でした。これも継続なのです。人々が願い思い続けること。
  • こうしてこの地で家庭を築き、仕事をしていると自分たちの役目のようなものを考えるようになりました。昼神温泉の地に、これから先も多くの人々が訪れてくれるように、この地に縁ある人々が良縁に恵まれ幸せである事を願い、未来へつなげてゆっくこと、それが親になった今の感じ方です。
  • 結婚して約8年、仕事に夢中になっていて子供に恵まれなかった私たちに、この頃初めての子を授かり私は育児を経験していたころでした。私34歳ぐらいでした。
    抱いているのは麻琴です。真太郎はまだこの世に誕生していません。子供を授かった事は、今の世界の未来を考えるようになったきっかけかもしれません。湯屋守様は多くの人との出会いや学び、今をよりよい未来へとつなぐことを願った祭りともいえるかもしれません。良縁を招くのです。これから過ごす12月が希望に満ちた新しい年を迎えるにふさわしくなるよう、たっぷりと昼神温泉の湯で癒され、優しさと溢れる喜び、愛情をよみがえらせて頂けることを願います。

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