木賊狂言保存会〈狂言「障玉」〉

【題目】

木賊狂言保存会〈狂言「障玉」〉

【演者】

とくさきょうげんほぞんかい「さわりだま」

【説明】

宮崎駿原案、茂山千三郎脚本・演出の新作狂言です。
言霊(ことだま)を売ることを 商売とする「言霊売り(ことだまうり)」が、だまされて手に入れた「障玉(さわりだま)」の災いで 様々な災難が身に降りかかります。
困った言霊売りは、障玉を捨て去り(すてさり)村を立ち去っていきます。

そこに、主人からお客に出す 菓子のお使いを頼まれた 太郎冠者が 通りかかります。
太郎冠者はあまりに 美味しそうな菓子の匂いにつられて 主人の菓子を全部食べてしまいます。
このままでは 主人に怒られると困った太郎冠者は 菓子の代わりに「障玉」を主人に届けようという悪知恵を考えます。

どのような災難が 太郎冠者に降りかかるのでしょうか。
障玉と太郎冠者の掛け合いが見どころの狂言です。