2020年10月09日
お客様へ提供するリネンで、たびたびご指摘が重なりました。同じく、客室清掃しているスタッフからも、リネンで気になる悩みが届いておりました。不思議と時期が重なってくるものですね。今までとそんなに大きな違いはないはずなのに・・・・。営業自粛前は、そこまで届かなかった声が、営業再開と同時に届くようになりました。
リネンから届く浴衣の折り目が歪んでいて、提供することができない。シミが目立つ、破れが目立つ・・・等々です。そうしているうちに、セッティングの際に跳ねきれなかった提供があったお客様から、同じような声をいただくことが増えました。今回は、お付き合いしているリネン会社様にお越しいただき、現状の理解と改善に向けて相談です。
敗れたような浴衣や中心の折り目がずれている浴衣などを提供されて、お客様が清潔感を損なってしまうのは当然のことです。私どもが事前の努力をしなければならいません。とはいうものの、客室清掃の皆さんが、細かくその事を意識して会社に進言してきてくださることに、私は感動いたしました。
1人1人が自分お仕事に誇りを持ち、つながって、お客様の信頼獲得につながります。当たり前のことですが、当たり前を当たり前にできるということは本当に素晴らしいことだと思います。簡単なことではありません。誰もが皆、相手のことを容易に理解し、受け止め、思いやれるものではないです。私は石苔亭いしだを通じて、スタッフとも業者様ともお客様とも、そんな難しい当たり前のことが可能となる優しい関係を気づきあげてゆきたいと思っています。誠意ある誠実な姿勢で日々を望んで進めば、そんな方たちとの出会いや関係に、感動しながら生きて行けることを私は、井阿万出に何度も経験をしてきました。リピーター様はそんな同じ気持ちを持ったお客様でいてくださるからこそ、私のパワーにつながります。社員もそのように育っていただき、これからも大君も方に愛される石苔亭いしだにしてゆきたいと思います。