2021年05月20日
結婚式の様子、いかがですか?昨年から1年が経つ中で、知恵を出しながら多くの式場さんがひょっとすると動き出していっらしゃるのではないでしょうか?人生の出会いを迎えた方々が、新しいスタートを切ろうとしているときに苦悩されています。当社でも昨年の4月から、新郎新婦様のこのようなお声を聴く場面に直面してまいりました。
昨年4月6月9月11月と予定されていた新郎新婦様、結婚式が延期となり複雑な胸の内を話してくださいます。そんな様子を何とかできないかと、動き出したのがオンラインウエディング。今日は細かな機材の納品です。そしてその使い方を指導いただいています。婚礼業界ではすでに始めていらっしゃる会場さんも多くあるようです。当社は遅出と言えるかもしれません。今年の1月には実行できる段取りで進んでいました。
でも、なかなか順調に前進できなかった。新郎新婦のお気持ちを考えると、このオンラインウエディングになかなか活路が見いだせずにいる現場の気持ちというのがその背景にあると感じています。どんな仕上がりが、お客様の心に響き、ご満足いただけるものになるのかが、私達スタッフの心に落ちてこない・・・・
こういう時、改めて気づきます。変化を受け入れる事のハードルのたかさ。新しい価値観や魅力の再発見の難しさ。
もう一つ、コロナ禍で経済が思うように動かず、多くの企業も存続に向けて苦しい思いをしている状況であっても、現在の自分を超える事の難しさに愕然とする気さえします。結局一生の中で最大の難関、壁となる存在は、自分自身なのだと思い知らされるのですね。
今日は、機材が納品され、いつでもスタートできる環境が揃ったというだけ。ここからです。私の判断んで動き出し、機材購入という支出をいたしました。社長が会社に損害を与える結果で終われ焦るわけにはいきません。あきらめず、模索します。実際、悩み、知恵を欲しがっているお客様はいらっしゃるのです。ニーズはあるのだあら、魅力的な提案が出来さえすればよいのです。そこは真剣に「お客様の悩みを解決する為」「お客様が望む喜びの為」「自分以外の相手」へ「貢献したい」、そんな人が持っている普通の気持ちにしっかりと自分自身が向かい合って進んでゆけば、必ず活路は見いだせると信じています。「至誠天に通ず」私はこの言葉が好きです。こうした経験もさせて頂いたと思っております。真心をもって、周りの皆様のお声を拾ってまいりたいと思います。