2022年06月20日
昨日は 竹田人形座の竹の子会様による糸操りの伝統芸能の上演が行われました。時間は朝の10時30分頃から11頃の30分程です。石苔亭いしだでは、年に2回、ご宿泊やお食事だけではない一般のお客様への積極的な営業を行う期間を設けております。
冬から春に行われる「2000体雛飾り」の期間と夏に行われる「七夕風鈴と夏越の祓い」の時期です。日頃のご恩をお返しする気持ちを示した感謝祭のようなイメージでもあり、 温泉、料理、施設、を提供する・・・だけの宿にとどまらず、出会いや発見、体験、質の良い情報等も提供し続けられる宿として存在できたら素敵だと思い続けております。
石苔亭いしだという表現をする場所を通じて、お互いを高めあえる場所にもなり、地域の資産価値を高めあえる場所ともなり得ると夢見ています。それは、巡り巡って、私たち自身の幸せに帰ってくると確信しています。
同時に「お互い様」の精神「周りがあるから自分がある」そんな「感謝」の心が常の生活習慣の中で行動として移せるような環境が作り上げられる会社、周りに寄与できる会社作りが私の考える旅館経営とも言えます。
竹の子会は竹田人形座の技術を継承しようと取り組んでいる地元のグループ様です。十数本の糸で支えられている日本の糸操り人形は細やかな動きで豊かな感情を表現できます。飯田市高森町に 竹田扇之丞記念国際糸操り(竹田人形館) としう施設を建てられ、伝統的な古典の演目や創作物をとりまぜて上演したり、歴代の人形達の活躍を紹介されているとても素敵な施設です。
昨日も、上演をされた後お客様への体験を組み入れてくださり、大切な人形を実際に触らせていただけたり、扱い方を教えてくれたり、お客様との触れ合いの時間をたっぷりご用意して下さしました。子供達や親の皆さんの笑顔がとても印象深く残りました。
この期間中、7月の日曜日あと2回ご来館くださり、お披露目をしてくださいます。是非、喫茶のご利用も楽しみにしていただきながらお出かけいただきたいと思います。
竹の子会の皆様には、今年もこうして快くご相談にのってくださいました事、心より感謝申し上げます。