2023年06月14日
七夕風鈴期間が始まっております。日本の五節句の1つでもあり、文化を感じて頂ける季節。今年も阿智第3小学校の皆様が石苔亭いしだを通じて、社会科見学にお越しくださいました。今年は3年生の皆さん6名です。
偶然にも、当社のスタッフのお子様がいらっしゃるクラスでしたので、お母様とお子様のお許しを頂き、お写真でご紹介させていただきます。こちらのお母さん、今予約業務など事務を対応してくださっておりますが、お気づきの方もいらっしゃいますでしょうか。10年ちょっと以前になりますが、石苔亭いしだに新入社員として入社し、現在の若女将(北沢さん)の同期でもある、丹野さんです。今では子宝に恵まれるお母さんです。
さて、話を戻しまして6人の生徒の皆さん。とても礼儀正しく、担任の先生の十分な事前準備をしてきてくださった様子が伺えます。お部屋やお風呂の見学をしたあと、お子様方の質疑応答のお時間。短冊と人形代に記入もしていただき、時間もあっという間に過ぎていきます。
短冊の色にも意味があるという事にも意識を向けて、すらすらと願い事を記入していました。子供さんって素直で素晴らしい。せっかくの機会です。丹野さんに活躍をしていただき、お友達のお母さんの働く様子にも何かを感じて頂けると嬉しいですね。
質問の中には、「お客様は何処から来るのですか?」とか「どんなお料理を出しているのですか」とか「何人働いているのですか}など、結構沢山の質問を、自分の言葉で発言してくれました。
そして地域産業を紹介するという機会も、旅のお客様への大切なおもてなしです。今ご紹介させていただいている「阿島傘さん」のご紹介もさせて頂く時間を頂きました。子供達は和傘を見るのは初めての子もいます。実際に手に触れる事もしていただきましたが、どんな気持ちだったでしょう。
自分達の村に関係のある商品や文化があるという事を知っていただく機会になったと思います。とても興味深げにお話を聞いていました。
先ほど書いた短冊を風鈴につ得ている姿、当社スタッフと交流を持ってくれる姿がとても愛おしいです。
どうやら短冊の色が、緑色と紫が多かったようです。紫は「学業」に関する意味があります。緑は「成長」に関する意味を持つとされています。わかりますね。
スクリーンに映す写真の中には、過去にお越しくださった阿智第3小学校の先輩たちや丹野さんの若かりし頃の接客の様子等も紹介させていただきました。
お部屋の見学も4タイプ程用意していたのですが、時間の都合もあるため急遽変更です。2部屋程は見て頂けたかな。部屋だけでなく、シアタールームやお茶室もしっかり見学していただきました。
今朝は雨が降っていおり、子供さんたちの徒歩での来館を心配していたのですが、なんと石苔亭いしだに来られるタイミングに合わせるかのように、青空が広がりました。
神がかっていると感動しました。子供達は晴れた空の中、徒歩で石苔亭いしだまで来てくださり、徒歩で帰って行かれました。毎年見る事の出来る光景です。阿智第3小学校の皆様との交流は、私たちにとって毎年行いたい催しの1つです。