2023年06月28日
会社の皆さんから、お祝いをただきました。これは・・・・本当に・・・・・うれしい・・・・・。感激です。社長なんてものは、社員の皆さんからすれば、ちょっぴり距離もあり、難しい距離の存在となっているものだと感じます。それでも、こうして気にかけてくれる人がいて、皆の気持ちを引き上げてくれる人がいて・・・・本当に、思っていた以上に私は幸せ者である事を認める勇気が持てました。そう思えると、愛されて存在している事を素直に認められる勇気に気づきます。そして、生かされて存在している事に気づきます。人は決して一人で生きているのではない事に気づきます。そして、自然と、本当に当たり前のように自然に「感謝」という思いが胸の内からあふれてきます。
社員の皆さん、お祝いを送ってくださったお客様、本当に、本当に、心から ありがとうございます。
自分でも気が付かないうちに、寂しさを感じる事を怖がり、「私なんかが」と、お祝いしてもらえる自分に疑いをもち、言い訳を用意している自分がいる、そんな自分を認めたくてなくて、どこか、自分の中の本当にどこにあるのかわからないくらいのどこかの気持ちに、強がり、意地を張り、弱さを隠しているような、そんなちっぽけな自分がいる事に、素直に認められる自分にさせてくれました。
こんな経験をさせて頂くたびに、気が付く事があります。周りからのやさしさ、あたたかさを素直に喜べる人であり続けたい。そんな、当たり前のようなことです。
日常を過ごすなかで、知らず知らずのうちに、か弱い自分がいる事を認められず、鎧を付けてガチガチに固め、自分をごまかしている部分が出来上がってしまっているものかもしれません。意識して純粋な心で賞美して行ける、「しなやかでたくましい魂」を鍛えてゆきたいです。
「やさしさ」「あたたかさ」「思いやり」「真心」こんな相手を思う精神性にたけた民族が日本人です。そんな特徴を持つ日本の姿を感じられる場所は、「旅館」です。私の関わっている仕事は、自分の真心で、相手(お客様)をほんのひと時でも安心できる、まわりの温かなやさしさに包まれているという事を感じて過ごしていただける環境の会社をつくりたい。と思っています。私は今日、そんな成りたい自分の姿を、会社の皆様が実践してくださいました。この出来事で、気が付かないうちに、鎧をまとっていた自分に気が付き、その鎧を脱ぐ勇気を頂いたように思います。
石苔亭いしだの仲間たち、本当に素敵です。ありがとう。
私の信じている考えがあります。
「感動」が「感謝」を生む。
「感謝」が「幸福」を生む。
私は、「感謝」という枯渇する事のない「泉」が人々の心のど真ん中に存在することを信じています。ただ、それに気づける事が少なくなり忘れているだけだと思っています。だから、思い出していただく、皆様自身の力で蘇る事が出きるよう、手助けが出来るような自分で在りたいと思っています。私の中では「やさしさ」は、自分の人生の軸になっているのだろうと感じます。
今日、社員の皆様からの思いがけない「温かさ」に触れ、この仲間の為に自分は
石苔亭いしだをより良い会社にしてゆく為に頑張るしかない事を、改めて自分に誓いました。弱音ははいきたいけど・・・、失敗もしながらだろうけど・・・・、出来る所まであきらめず頑張ります。