2018年11月16日
阿智村信濃比叡のご住職、岡田様です。ご住職様って、裸足で過ごされるんですね。昼間の時間とはいえ、結構外の空気は寒くなってきているんですよ。鍛えられているのですね。
昼神温泉は、公共の交通手段があまり便利がよくありません。場合によっては、チェックインは15時でも、都合よく到着できないお客様がいらっしゃいます。
周りにもあまり時間を過ごされるところがない、自然豊かな温泉街です。そんな時、私は時々信濃比叡の座禅や写経をお勧めすることがあります。お客様にご紹介しているものがどういったものか、私も一度経験しておきたいと思っておりました。
今あらためて写真をみて思います。信濃比叡の景色を表現しようと思った時の言葉が見つかりました。強い光が当たった時は、全体の景色が薄く見えることがありますよね。ちょうどそんな風に感じられ、それは「神々しさ」とか「透明度」と表現するとなんとなくはまります。空が遠いんですが、近く感じるようにも思えます。
こちらのでは、座禅と写経ができるようになっています。お電話をしてご住職のご都合がつけば、いつでも何名様からでも、受けてくださいます。費用は、1,000円程はお持ちください。たぶんこうしたのは「お気持ちで」と、いうものだったんだと想像ができます。料金表というものも、上限もないと思いますが、慣れない私のような方々も、時代とともに増えてきているだろうと思います。神仏に手を合わせる」という環境は、少なくなっていると思いますから、仕方がない事ですよね。だから、礼儀としての準備を示してくださっていると、安心して、体験してみようと思えますよね。
ご住職様の後にならって、お経を唱え、手を合わせることを教えていただきました。そのあと、室内を真っ暗にして、座禅の時間です。どのくらい静けさの中にいたのか・・・、初心者ですから時間にして15分ほどだったそうです。長いと感じたのか、短いと感じたのか、よくわかりません。、ただ、もっとその時間の中にいたかった。という感想です。
座禅の意味、座禅をする効果をご存知ですか。少しだけ、体験をして気づいたことがあります。お茶の世界でも、同じことを解いている部分があるということです。「集中によって入る境地=無心」という状態の実践。なかなかこれができないものなのです。だから、訓練ですね。「いつでも、どこでも、数分で眠れます」という方がいるように、「いつ、どこでも、数分で集中をできる。そんなテクニックが備わると、と雑念が消え、迷いが消える事案。迷いというのは、自分を極端に弱くさせ、道を惑わせる。心を強く持つための訓練を日頃からしておくとよいですね。