2019年06月27日
本来なら、年間で最もお客様のご来館が遠のく1月2月に実施していた社員旅行ですが、今年は度胸を持って6月の実施を決めました。そして行き先も、当社と似た価格帯のお宿から選ばせていただきました。
理由があります。新入社員の皆さんも先輩スタッフも、石苔亭いしだは比較的若い。20代の方々をメインにお客様の接客をさせていただいています。自分たちよりも経験も環境も大人でいらっしゃるお客様の気持ちを理解するには、あまりにも若すぎます。だからこそ、経験値を増やしてほしいと願うのです。
お客様の貴重な1泊2日の旅行の過ごしたお時間は、後から取り戻すことは決してできません。また、どんなお客様に対しても柔軟で肯定的な考え方と豊かな想像力で、お客様を理解し寄り添えるようなプロの石苔亭いしだ社員に成長していただきたい。6月のタイミングを決めたのは、8月のお盆、お正月のお客様を控える中で、入社して最初のハードルであるGWのお仕事の経験から、もう一歩階段を上がってもらいたいと考えたからです。
社長として社員旅行に秘める狙いは 1、お客様の目線を知る事、経験する事 2、親睦を深め、安心できる仕事環境を築くため 3、自社を客観的に見る機会、知る機会
実際、私自身もずいぶん沢山のことを再発見させていただいたように思います。
そして若く、新鮮な石苔亭いしだの仲間たち。どんなふうに成長してくれるのか、またスポンジのようにどんどん吸収する力がある今だからこそ、純粋で良質な情報や経験を吸収してもらいたいと親心がうずきます。反面、若い皆さんの期待に応えられる会社でありたいと、思いがよくばりになります。
道はまだまだ長くどこまでも続くし、オモテナシの心にゴールはないのだろうと思う。折角であった縁です。素敵な人たちに囲まれながら、共に学び続けましょうね。
朝5時、一番のお風呂をいただいた後、8時から朝食です。朝食までの間、ロビーのテラスで贅沢な時間を満喫です。
出発前のひと時、厨八十八様のロビーにある田圃にみんなが集まってきました。「気持ちいいー」と素直に表現している仲間。本当に素敵な環境。私は部屋にいる時間よりも、このロビーにいる時間の方が長かったように思います。夜はカエルも鳴いていて、なんだか癒されます。
お客様の旅行。今度は昼神温泉に帰って、何がご提案できるか、今度の旅行でいくつか気が付いたことがあります。私は私で動いてみようと思います。形にすることができたなら、きっとお客様にも社員さんにも業者様にも良い効果を出せると思います。
2日間、営業を休み、貴重な時間をいただきありがとうございました。きっとどこかの何かに活かせるようにしたいと思います。